【楽曲レビュー①】探検のススメ[ナギ(CV:内山夕美)]  

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実物で購入した楽曲をレビューします。 第一回です。

楽曲レビュー Vol.1

探検のススメ  歌唱:ナギ(CV:内山夕美) Aチャンネル挿入歌

作詞:コツキミヤ
作曲:堀江晶太・流歌
編曲:流歌

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2011年7月27日リリースのこの楽曲。
配信・アニメディスク特典のみのリリースとなっているため、聴いたことのない方も多いのではないでしょうか。

『作曲・編曲・作詞すべて分業』 『共同作曲』 タイプの楽曲となっております。

近年では、「トラックアンドフック」という

・トラックメイク(コード進行とリズムをつくる)

・フックライティング(キャッチーなメロディをつくる)

・編曲する(トラックとフックを自由に組み合わせる)

といった作業工程を複数人で分担して行うスタイルが流行っているとのことですが、この楽曲もそのようなスタイルで制作されたのでしょうか?(参考・引用:http://tabi-labo.com/269338/track-and-hook

今回購入したのは、DVD版。
BD版よりお手頃な価格ですので、DVD版を選択しました。
音や映像に拘る方はBD版をオススメします。

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DVDを開封すると、かわいいキャラクターのポストカードが封入されていました。

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DVD版ディスクとなっております。

DVDを視聴し、どの辺りでこの楽曲が使用されているか確かめてみました。

流れるのは第6話『真夏の夜の・・・』の後半。
主人公たちが真夜中の学校を探検するシーンで流れます。
どんなアニメかよくわかりませんが、のどかなアニメなのでこのような楽曲でよいのではないでしょうか。

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こちらが、楽曲が収録されたCDです。
収録内容を今一度紹介します。

1.Mermaid Sisters
歌:ユー子(寿美奈子)
作詞:古屋真
作曲・編曲:オオヤギヒロオ

2.探検のススメ
作詞:コツキミヤ
作曲:堀江晶太・流歌
編曲:流歌

3.Mermaid Sisters(inst)
4.探検のススメ(inst)

一応収録曲すべて聴いて調べてみます。何か新たな発見があるかもしれませんからね。

1.Mermaid Sisters
のどかなポップ曲。BPMは130くらいでしょうか。
寿美菜子さんののびやかな歌声が心地よいです。いつまでも聴いていたくなる上質なポップスです。
楽曲制作の古屋真さん、オオヤギヒロオさんは、『Believe X』(近日レビュー公開予定)でも名前を見かける方です。
古屋真さんと言えば、様々な楽曲に関わっているカリスマ的な方ですが、以前Twitterのタイムラインで見かけたこのツイートを思い出しました。

話が逸れてしまいますが、この岡村 弦さんという方、Naked City.(氏が以前組んでいたバンド)のTwitterをフォローしていたり、DTMワークショップの解説者をしていたりと、以前から関係が深い方でもあります。
(Naked City.の音源、欲しいなぁ…)

2.探検のススメ
こちらものどかなポップスですが、探検感のあふれる曲となっております。
ピアノ・軽めのシンセ・ギター・ベース・ドラムで構成されており、耳なじみのいい曲です。

しかし、一つ注意しておきたいことがあります。
この曲を聴いたことない方はかなり多いと思われますが、『The堀江晶太の曲』として期待して聴くのはやめたほうがいいです。
実際、道端で流れてても、初見じゃ気づけないと思われます。

実際、Bメロは、あっ、と思われるでしょう。たぶんコード進行の影響でしょう。

しかし、なぜ、ほかの部分はここまで堀江節を感じ取れないのか、ボカロPのひろと氏(https://twitter.com/second_tone)と話しながら、こういう結論を導き出しました。

過渡期にあるなかの1曲ではないか、という考えです。

この曲は、最初の堀江曲です。リリースは2011年7月27日。
同一人物かはおいておいて、”kemu”も現れてない時期です。まだ自身の作曲スタイルも確立していない時期、云わば新人の時期ですから。
まだまだ色々語りたい気持ちも山ほどありますが、主に長くなるという理由で、ここではしません。

とりあえず、過渡期にあるなかの1曲ではないかという結論としておきます。

というわけで、過渡期の中の一曲を紹介しました。配信もあります。是非聴いてみてください。歴史を感じ取れます。

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