1000000回 無様に殴られて 1000000回 無力を知っていく
1000000回 未来を諦めて 1000000回と 一度 前を向く
ミリオン/ワンズ
じん×kemu feat. 初音ミク作詞・作曲・編曲:じん×kemu
Guitar:じん×堀江晶太
Bass:堀江晶太(PENGUIN RESEARCH)
Drums:ゆーまお(ヒトリエ)
VOCALOID Edit:おればなな
Musical Instruments Recorded:上條雄次
マスタリング:内田孝弘(FLAIR)
マスタリングスタジオ:FLAIR
A&R:内田峻(Victor けものフレンズ主題歌等のプロデューサー)
2012~2013年代を築き上げた伝説のボカロPのコラボ曲です。
ライブイベント『初音ミク「マジカルミライ 2017」』 Blu-ray&DVD 初音ミク10周年記念盤 の特典アルバムに収録されています。
PGRファンだけど、ボカロには興味ないという方も多いかと思いますが、是非皆さんに聴いていただきたい、15000円かかるけど、それ以上の価値がある一曲であります。
高級感のあるパッケージです。
その他内容物
どちらもウルトラシープ(PGRの最初のレーベル・事務所 現在はソニー・ミュージックレーベルズに吸収)繋がり。誰もが期待し続けたコラボです。
堀江氏が「初音ミク」を使うのは珍しい気がしますが、彼のメジャー(おそらく)デビュー作は初音ミクのアルバムです。
ここから7年の歳月が経っての一曲です。ある意味原点回帰の楽曲です。
冒頭はこのクロスフェードでもAメロまで聴けますが、実はこの前に前奏があります。
その前奏のドラムがまさに「kemu」なのです。
全体的にドラムは堀江氏が作ってる感じがしました。
Bメロはボカロらしい早口パート。そこにメタル感のあるドラムが乗っかることにより、そこで演奏しているかのような臨場感を味わうことができます。
サビは爽快感のある進行。ベースのグルーブ感がとんでもないです。
サビ終わりは、「嘘つきシューティングスター」と「翼望」を合わせたような雰囲気。
幻想的な雰囲気を、ピアノソロが壊していき、2番Aメロが始まっていきます。
ピアノと、堀江氏のベースが合わさるAメロは、グルーブ感があります。
そして、冒頭に記載した歌詞が始まります。
ここのメロディーはじんさんらしい感じもありますが、歌詞に思いがとてもこもっています。
「ショウタ&チュウタ」の以前の時代の苦悩、そこから這い上がろうとした、堀江氏の人生を感じ取ることができました。
そして曲はクライマックスへ。あっという間の4分と1秒。
メロディー、アレンジ、歌詞、すべて取って、とても革命的な一曲です。
まさに「初音ミク10周年」に相応しい一曲です。
もしかしたら投稿されたりするかもしれませんが、このディスクは、誇張なく、後世に残すべき一枚です。
あなたが堀江ファンなら、今すぐ購入する意味があります。