STAND BY ME 2018/7/2
楽曲試聴はコチラ |
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作詞 | 鈴木大記 |
作曲 | 堀江晶太 |
編曲 | 堀江晶太 |
収録作品 |
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入手方法 | 前述CD購入 |
記録 | – |
制作スタッフ | A&R Director 佐藤悠介(二ジスタ) ※ANCHORマネージャー・150Pとスズムによるボーカロイド楽曲プロジェクト「終焉ノ栞プロジェクト」ディレクター Recording Engineer Mastering Engineer Recording Studio Recording Coordination Mastering Studio Executive Producer Spetial Thanks(当該楽曲と関係のありそうな人物のみ) ティーエネックス |
協力:ANCHOR速報
蒼井翔太さんと堀江氏のコラボレーションは2回目。最初は「五ツ星プリンス」という作品のキャラクターソング「極上☆C’est bon!」。キラキラした感じの今までにない堀江曲として話題を集めました。以下リンクのCDに収録されています。
また、2人のインタビューも過去に公開されております。
そんな、名前も似てるし縁もある2人に、あのコンポーザーとのコラボレーションなんです。
楽曲自体は、堀江ロックサウンドらしい、爽やかな感じ。ラストサビ前は今までにない感じのギターアルペジオが鳴り響きます。
他のアルバム収録曲がキラキラしたものが多い中、この楽曲はかなりシンプルなアレンジになっています。
そんなことより、本題に入ります。この楽曲の一番の面白いところは、「鈴木大記」さんです。当サイトではなかなか直接的な表現はできませんが、できるだけ詳しく書きます。関係人物・時系列を読み取りながら読んでほしいです。
1.鈴木大記とは?
現在、CyGames系列の音楽事務所「CyMusic」に所属されているANCHORさんの別名義・本名です。
最も最初に記録されている業務は米澤円さんのソロアルバム「さえずりの夢、彩とり鳥のセカイ」のプロデュースを、音楽制作集団「クランジィ」の一員として携わっております。
そのアルバムに、「-最初- (instrumental)」というインスト&朗読楽曲に堀江氏が作編曲として携わっております。
その後、鈴木名義での業務は僅かとなり、ANCHOR名義へと次第に移行されましたが、今回、アルバム内他楽曲では「ANCHOR」名義で携わっておりますが、この楽曲だけ鈴木名義となっております。
2.鈴木大記と堀江晶太
この2人の接点は、前述の楽曲、そしてANCHOR名義での「東のシンドバッド」での関与だけではありません。
堀江氏は、よく公式のプロフィールに「2013年に音楽事務所から独立」と書かれておりますが、その事務所は、「kemu」の商標を取ろうとして、「全楽曲100万再生したボカロPをプロデュース」した社長がいる音楽事務所「Sound Drive」という説が濃厚です。
当サイトでも参考にさせていただく音楽情報サイト「VGMDb」では、鈴木氏も所属していたと書かれております。
情報の真偽は不明ですが、かなり確証の高い内容です。
この事務所に所属していたとされるボカロPは次の通りです。
・堀江晶太(kemu)
・鈴木大記
・若林友一(150P Left-Movers)
3.スズム
ここでひとつ関係の無いことにしてほしい話をしていいですか?
KEMU VOXXのSMCという謎の立ち位置に属し、自身もボカロ曲を出していた人物です。
彼は、2015年10月に突如として引退しました。理由は自身のブログに記述しておりますが、はっきりとはされておりません。
様々な人物のその後の発言なとにより、真偽不明の悪名が独り歩きしてしまって、現在でも、当サイトの閲覧者様の中にもそう思ってる方が多くいます。
また、堀江氏との関係性が悪いと思われている方が多くいます。
ここでハッキリお伝えしたいのですが、そのようなことは一切ないです。
アニメイトのインタビューでスズムは無くてはならぬ存在と堀江氏が語っていましたし、彼の楽曲は彼にしか書けないものです。twitterのフォローも外しておりません。まとめ記事などに騙されないでください。
また、スズムは「携わってる作品はどこかで全て繋がっている」と、何等かで語ってたはずです。
4.止まった時が動き出す
関係ない話が続いて申し訳ありません。さっきのは忘れてください。
鈴木大記さんの携わった歌詞の特徴に「どこかで繋がってる」というものがあります。
今回の楽曲でも、「おとぎ話」という、KEMU VOXXワードが散りばめられております。
他にも、「キミと世界エレジー」という鈴木さんの作詞曲に
いつ
の間にか都会を忘れ 懐かしい匂いすらも忘れかけた
の間にか都会を忘れ 懐かしい匂いすらも忘れかけた
という歌詞があります。
この歌詞は、KEMU VOXX「何でもない朝に」の歌詞
いつからか 都会も慣れて 懐かしい匂いも知ってさ
という歌詞とリンクしています。
このことから、鈴木大記さんは、KEMU VOXXのストーリーを考えていたとされるスズムさんと何らかの関係がある(同一人物含め)と考えても無理はないし、更にいえば鈴木大記さんがKEMU VOXXに何らかの形で携わっていたと考えられます。
KEMU VOXXが一時活動が止まった原因は明らかにされていませんが、何らかの大人の事情があったことは確かです。最後のアルバムのリリースも、緊急でした。(確かリリース2週間前の情報解禁)
大人の事情を探るという野暮なことはしません。
そのような活動が止まった後でも、少しでも、誰も見ていなくても、KEMU VOXXを仄めかす歌詞を入れたりするところが、鈴木大記さんの洒落たところです。
この楽曲は、止まった時を動き出そうとするために、敢えて「スズム」感の漂う名義を使い、KEMU VOXXを彷彿とさせる歌詞を入れ、星となったスズムの意志を残そうとしたのではないでしょうか。
しかも、Tr.5では、Sound Drive時代の同僚?で、スズムと関係性の深い「Left-Movers(150P)」が制作関与しています。
「STAND BY ME」は、そばにいてという意味です。
そばにいて欲しい仲間を携えて作られたアルバムなのです。