【全27曲】2020年度 堀江晶太楽曲 全曲レビュー

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この記事について
当該記事は『楽曲オタク Advent Calender 2020』25日目の記事となります
目次

はじめに

当記事では「堀江晶太・kemu速報」のスタッフが、2020年の堀江晶太楽曲シーンを率直に語りつくす&2021年の展望を語りつくす記事です。

昨年に引き続き、本年もご贔屓にさせていただいているなまおじ氏「楽曲オタク Advent Calender」に参画させていただいております。

上記企画の記事、どれも素晴らしいため是非皆さま、ご一読いただけると幸いでございます。

また、今記事では順不同ではございますが、すべての堀江晶太楽曲に触れさせていただきます。その中で下記のボタンが出てきます。

[bfcc id=”sample”]

このコーナーいいなぁ…!この曲良かったなぁ…ってときはぜひクリックしてみてください。

何のボタンなのかは、記事の最後でご紹介しますので、取り敢えずは騙されたと思ってポチポチ押してみてください。(試しに押してみてください)

とはいえ、この記事を書いているのが12/23の夜。構成も何も一切考えず、とりあえず昨年同様、書きなぐってる感じですが、楽しんで読んでいただけるように「全集中」で筆を握っているところです。

強くなれる理由を知った

「全集中」といえば、今年は「鬼滅の刃」が大ヒット。主題歌「紅蓮華」を聴かない日は殆どないといっても過言ではありません。筆者もAmazonプライムで5話まで観ました。この後どうなるのか、本当にドキドキです。皆さんもぜひ、年末年始に観てみてください。

そんな「紅蓮華」といえば、”堀江晶太ファミリー”の一員でもある草野華余子さんが作曲。草野さんの活躍は目覚ましく、日本を代表する音楽家のひとりとなることは確実といえます。

草野華余子さんの一番の魅力といえば、歌謡曲のテイストを生かしながら、現代の味付けを施した力強いメロディー。まさに「和」をテーマとした「鬼滅の刃」とは最高にピッタリなのであります。

そんな今ノリにのっている草野華余子さんとの今年のコラボ曲といえば、ゲーム「三国志名将伝」主題歌である「不屈の野生~Tiger in my heart~」です。

[bfcc id=”sangokushi”]

「不屈の野生~Tiger in my heart~」
作詞・作曲:草野華余子
編曲:堀江晶太
歌:瑞葵(from UNIDTOS)

全世界の実DL数が3000万突破した、世界的な大人気ゲーム「三国志名将伝」の日本版テーマソング。草野華余子氏(作詞・作曲)と堀江晶太氏(編曲)の”ゴールデンコンビ”に依頼というのをキャッチコピーにしている通り、どちらの作曲性を生かした楽曲に仕上がっています。

この曲の聴きどころは二胡などを活用した、壮大なアレンジ。壮大な中にも、ギターリフのフレーズなどに「おなじみ」が詰まった新感覚の一曲です。

また、この楽曲に関するインタビューも紹介されています。あんまり再生されていないので、ぜひ皆さん観てみてください。

インタビューを見たりして思うのですが、コロナ禍で様々な方がマスクをつけられてる今、堀江晶太さんは今まで色付きマスクを付けたことがありません。常に医療用の白いマスクを付けられています。

また、2021年は堀江晶太さんがサポートでベースを演奏される「草野華余子 1st Band Oneman Live “愛されたかったあの日の僕らへ”」が開催されます。皆さんも是非参加されてみてはいかがでしょうか?

https://kusanokayoko.com/live/

また、2020年にリリースされた、草野華余子さんのオリジナル曲「Trigger」「最後のページを開かずに」「それでも、まだ。」で堀江晶太さんはベースを演奏されています。

阿部真央

そんな草野華余子さんのような力強いシンガーソングライターの阿部真央さんとのコラボも大きな話題となりました。

「お前が求める私なんか全部壊してやる」
歌唱:阿部真央
作詞・作曲:阿部真央
編曲;堀江晶太

A.Guitar:阿部真央 E.Guitar:堀江晶太
Bass:高間有一 Drums:ゆーまお(ヒトリエ)
Programming:堀江晶太
Recording & Mixing : 藤浪潤一郎
Recorded & Mixed at PONYCANYON 代々木Studio

[bfcc id=”omaega”]

一聴しすぐに堀江さんが弾いたとわかるギター、更にはヴィブラスラップの音(カーーッ!!ってやつ)が使われているなどファンならニヤリとする要素が満載の一曲。

アコースティックギター&歌だけでも唯一無二の存在感を出す阿部真央氏に、この激しいロックが組み合わさったらまさに「鬼に金棒」

今年は「攻めた編曲」が少なく、どちらかというと「引き算」に寄ったアレンジが多かったのですが、これは攻めまくり・聴きごたえ抜群で元気が出る一曲です。

「READY GO」
NHK パラスポーツアニメ 「ボッチャ編」テーマ曲
歌唱:阿部真央
作詞・作曲:阿部真央
編曲:堀江晶太

https://www.nhk.or.jp/anime/anipara/detail09_real04.html#ttl

[bfcc id=”readygo”]

こちらはNHKの教育テレビのパラスポーツ啓蒙アニメのテーマ曲になった一曲。アニソンではあります。

「お前が~」とは一線を画し、シンプルなアレンジの中にもギターリフなどで堀江節を感じさせる一曲です。シンプルなこともあり、何度も聴くたびに良さが増していく「スルメ」のような一曲です。

https://meishoden.playbest.co.jp/newsDetail/13

こちらは「三国志名将伝」に記載されていたプロフィール文ですが、数々提供されてきたLiSAさん・ReoNaさんに並び、阿部真央さんの名前が記載されています。

LiSAさんは恐らく来年のかなり早く、ReoNaさんにも提供は増えていくことが予測されますが、阿部真央さんとのコラボも今後増えていくことが予想されますので、ぜひ今のうちに上記2曲を聴きまくりましょう。

ボカロシーンへの凱旋

そんな阿部真央さんのような「人間臭い」ボーカルとは対極といえようVOCALOID。

今年はそんなボカロシーンに、新鮮な3曲が生まれました。

まずは「ボカロP第七世代」といわれるかいりきベアさんの楽曲のリミックスから紹介します。

レミングミング(kemu Remix)

歌唱:flower 作詞・作曲:かいりきベア 編曲:kemu

[bfcc id=”reming”]

「ベノム」「アルカリレットウセイ」など多数の人気曲を発表し、今最もアツいボカロPのかいりきベアさん。
発表してきた楽曲はいずれも中毒性があり、まさに「ボカロにしかできない表現」をされているアーティストさんです。

そんなレミングミング(kemu Remix)ですが、ドラムにディストーションをかけることで、退廃的な感覚を醸し出し、どちらかというと「kemu」というよりも「堀江晶太」という感じのアレンジとなっています。

曲調からkemuフォロワーだと思われるかいりきベアさんとのコラボレーションは、非常に夢があり、必然性を感じさせられる一作ではなかったか、と感じています。

続いては、盟友まらしぃ氏とのコラボ曲「十年越しのラストピース」です。

[bfcc id=”last”]

「十年越しのラストピース」
歌唱:初音ミク(ボカロ盤)
作詞:marasy
作曲:marasy・堀江晶太(kemu)
編曲:堀江晶太(kemu)

ボカロ盤クレジット
Piano:marasy・堀江晶太(kemu)(※ソロ部分は交互に演奏)
Drums:ゆーまお(ヒトリエ)
Vocal Manipulator:おればなな

Mastering Engineer:Yuka Koizumi
Mastering Studio:Orange

A&R:Masahiro Kato(Subcul-rise Records)
Assistant Director:Azusa Shinoda(Subcul-rise Records)

※Spetial Thanks:hatsuko(KEMU VOXX)

solo piano盤クレジット
Recording & Mixing Engineer:黒田かおり
Assistant Engineer:Yi Sheng Tee
Recording&Mixing Studio:PONY CANYON YOYOGI STUDIO
A&R:Masahiro Kato(Subcul-rise Records)
Assistant Director:Azusa Shinoda(Subcul-rise Records)

かねてからのまらしぃさんの強い希望でもあった共同での楽曲制作が実現したという形であり、制作は自粛期間中ということもあり在宅でのオンラインセッションで、実際には会うことなくリモートで「十年越しのラストピース」が完成したとのことです。

曲の構成的に、どストレートで刺さった方は非常に多かったのではないでしょうか…?

最初はピアノメインで、後から盛り上げていくスタイルの堀江晶太楽曲は、2015~2016年度は多く見られましたが、最近は少ない。そんなどこか懐かしい雰囲気のする楽曲は、今年リリースされた曲のなかでもとてもお気に入りです。

最後に、これが2020年最も聴かれた堀江曲と言っても過言ではないでしょう。

「セカイ」
歌唱:初音ミク(ゲーム版はキャスト歌唱)
作詞:Deco*27
作曲:堀江晶太(kemu)
編曲:Rockwell
All Instruments:Rockwell

[bfcc id=”sekai”]

ゲーム「プロジェクトセカイ feat.初音ミク」のテーマソング。

今なお最前線で活躍されているボカロP「DECO*27」さんとのコラボ作です。DECO*27さんも堀江晶太さんと同様、アニソンシーンで才能を発揮され、まさに最強のメロディー・リリックメイカーといっても過言ではありません。

2020年エロゲソング

「DEAR MY WAKER」
「9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと」主題歌

歌唱:米倉千尋
作詞:山口たこ・堀江晶太
作曲:堀江晶太
編曲:堀江晶太・山口たこ

[bfcc id=”nine”]

ゲーム「9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと」主題歌「DEAR MY WAKER」は、フルサイズの入手が極めて困難(コンプリートアルバム(10000円)のみ)以外はとても良かったです。

昨年リリース「かごめ/Kotone」のようなゴシックロックを彷彿とさせるアレンジに、盟友 山口たこ氏のストリングスアレンジがかみ合わさり、聴きごたえのある一曲に仕上がっています。

この曲では珍しくエレクトロスウィングの要素が使われています。エレクトロスウィングはヨーロッパを中心にブレイクしている新しいジャズで、最近はボカロシーンでよく使われるようになっています。ちょっと新鮮なジャズの雰囲気が味わえるのは、そのおかげかと思われます。

フルサイズの2番終わりはまさに堀江節全開ですので、手に居れた方はぜひ聞いて見てください。

※ハミダシクリエイティブOP「Unreal Creation!」は近日中に濃厚レビューを掲載します。お待ちくださいませ!

[bfcc id=”hamikuri”]

ありがとうございました

DIALOGUE+の「大冒険をよろしく」は、名実ともに当サイトで一番盛り上がった楽曲といえます。

大冒険をよろしく

2020年4月8日発売 アルバム「DREAMY-LOGUE」収録

歌唱:DIALOGUE+ 作詞・作曲:田淵智也 編曲:堀江晶太

Guitar:堀崎翔 Bass:田淵智也 Drums:裕木レオン
Piano:伊賀拓郎 Sax & Brass Arrangement:本間将人
Trumpet:ルイス バジェ Trombone:榎本裕介
Programming:堀江晶太 Vocal Direction:田淵智也
Recording Engineer:藤浪潤一郎・青木礼門(SoundCity)・中山太陽(SoundCity)
Mixing Engineer:藤浪潤一郎
Recording & Mixing Studio:PONY CANYON代々木Studio・元麻布スタジオ

[bfcc id=”daibouken”]

この曲に関しては、既に10000字を超えるレビューを記載しておりますので、こちらをご参照いただければと思います。

あわせて読みたい
【濃厚レビュー】大冒険をよろしく/DIALOGUE+ #ダイアローグ #ドリーミーローグ 【楽曲情報】 https://www.youtube.com/watch?v=5KfYEM-mqrk 【こんなにメロディー(作曲)とアレンジ(編曲)がタッグを組んだ曲があっていいんだ】 まずは、質問です。 皆...

DIALOGUE+ 公式Twitter様におかれましては、既にお知らせしたとおり、Twitterでも当サイトの記事に触れていただいたり、パロディ返しをしていただいたりと、感謝してもしきれません。

この場をお借りして、再度、感謝を伝えさせていただきます。本当にありがとうございました。

音楽プロデューサー 田淵智也さんの手に掛かれば、120%の魅力で堀江晶太さんの編曲楽曲を味わえることでしょう。来年以降も、DIALOGUE+に関わることを心から願っております。

また、こちらの楽曲は、田淵智也さんがオーガナイザーを務める「アニソン派!Project」が開催している「アニソン派!楽曲アワード2020」の投票対象楽曲となっております。

anisonha.com

こちらのサイトでは「大冒険をよろしく」だけでなく、ほぼ全曲の演奏者・エンジニア情報を完全網羅。各ノミネート楽曲のボタンからシェアするとこのような感じで

タイムラインの皆さまにクレジット情報をお届けできるなど、まさに楽曲オタクホイホイのサイトとなっていました。

DIALOGUE+公式アカウントだけでなく、様々なアニソンシンガー・アーティストから言及されていて、一時期はTwitterトレンドにも掲載された「アニソン派!楽曲アワード2020」

皆様もぜひ投票してみてはいかがでしょうか?

現在までに3回開催され、すべての回で堀江晶太さんに関するウラ話が展開されてきた「クリエイタートークセッション アニソン派!」の次回開催は2/20を予定されています。この記事を読まれている方は絶対に観たほうが良い!というくらい最高の内容ですので、ぜひ要チェックです!

アニソン派!に関する最新情報はコチラ

男性声優とのコラボ

また、今年は男性声優に関する楽曲が多数展開されました。

キズナライト

2020年6月10日 発売 「キズナライト」収録

歌唱:小野友樹
作詞・作曲・編曲:堀江晶太
Sound Producer & Director:桑原聖(Arte Refact)
Sound Director:小濱信慶(Arte Refact)
Recording & Mixing Studio:Studio Arte
Recording & Mixing Engineer:菊池司(Arte Refact)
Mastering Studio:Studio Arte
Mastering Engineer:菊池司(Arte Refact)

[bfcc id=”kizuna”]

人気声優「小野友樹」さんのソロプロジェクトに書き下ろした楽曲。

突如、小野友樹さんの配信に堀江晶太さんが参加されるといった展開から、恐らく楽曲提供があるのではないか…?と思ったらまさにそうでした。

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また、こちらの記事では堀江晶太さんと小野友樹さんのエピソードをまとめています。

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「絆」をテーマにサウンドを紡いだ、まさに純粋なロックサウンドです。

年末に突如現れた期待の新コンテンツ「Mics!!」にも目が離せません。

PAINT IT!!

2020年12月16日 発売 「April」収録

歌唱:竹下蒼天 (CV: 永塚拓馬).
作詞:YUC’e
作曲・編曲:堀江晶太
Drums: 新保恵大(PENGUIN RESEARCH)
Bass: 堀江晶太 (PENGUIN RESEARCH)
Guitar: yu-ya (vivid undress)
All Other Instruments: 堀江晶太
Recorded & Mixed by Masakatsu Mizuno
Mastered by Yasuhiro Yanai

[bfcc id=”paint”]

SING A SONG

2020年12月16日 発売 「April」収録

歌唱:竹下蒼天 (CV: 永塚拓馬).
作詞・作曲・編曲:Nor
Additional Arrange:堀江晶太
Drums: 新保恵大(PENGUIN RESEARCH)
Bass: 堀江晶太 (PENGUIN RESEARCH)
Guitar: yu-ya (vivid undress)
All Other Instruments: Nor

[bfcc id=”singasong”]

この2曲で注目すべきなのは、共演しているクリエイターの方々。

「PAINT IT!!」ではYUC’eさん、「SING A SONG」ではNorさんといった、新世代のトラックメイカーとコラボを行っています。

特に「SING A SONG」では、Norさんのアレンジに。恐らくバンドサウンドをプラスするアレンジを行ったと思われます。こちらの「SING A SONG」は結構評判がいいので、ぜひ聴いてみてください。

Rise Sunshine

2020年9月2日発売 「エリオスライジングヒーローズR」主題歌アルバム収録

歌唱:鳳 アキラ・ブラッド・ビームス(CV:羽多野渉・豊永利行)
作詞:松井洋平
作曲:田淵智也
編曲・All other instruments:堀江晶太

Drums:裕木レオン
Drum Teck:和田元気
Chorus:芳賀政哉
Recording Engineer:勝又紀彦・内藤岳彦

Recording & Mixine Engineer:菊池司
Recorded at NK SOUNDS TOKYO・Studio Tanta
Mixed at Studio Arte

[bfcc id=”rise”]

田淵智也×堀江晶太コラボで話題になったこの曲は「エリオスライジングヒーローズR」主題歌です。

ドラムを担当された裕木レオンさんのツイートより、レコーディング自体は2019年7月に行われたと推測されます。

また、ドラムテックの和田元気氏はOfficial髭男dismのテックも手掛けており、PretenderのMVにも名前が記載されています。

「THE 堀江編曲」といわんばかりのサウンド感で圧倒される、爽やかな名曲です。

お馴染みのアーティスト

ここからは、お馴染みのアーティストへの楽曲提供をまとめていきます。

約束の続き

2020年6月21日発売

歌唱:Appare! 作詞:NOBE 作曲:堀江晶太 編曲:栁舘周平
All Instruments:栁舘周平(F.M.F)
コーラス:安田みずほ
エンジニア:藤巻兄将

[bfcc id=”yakusoku”]

昨年は「アッパライナ」「ぼくらのうた」を提供された、Appare!(天晴れ!原宿)への提供曲「約束の続き」は極めて話題となりました。

「アニソン第七世代」「令和の怪物」「今年のアニソンは周平しか勝たん」として頭角を現す期待の新人作家 栁舘周平氏が編曲を手掛けた今作は、エロゲソングファンが好きであろう美しいメロディーラインと、堀江晶太フォロワーである栁舘周平氏が手掛けるカラフルなアレンジが魅力の一曲。

曲中に「アッパライナ」や「ぼくらのうた」のフレーズが隠されていたりと、まさに愛が詰まった一曲でした。

Hell is mine

2020年4月10日公開 XYZ vs XYZ 第2弾楽曲

歌唱:あらき・luz 作詞:hotaru 作曲:堀江晶太 編曲:eba

[bfcc id=”hell”]

歌い手のあらきさんとluzさんのコラボオリジナル曲「Hell is mine」は、攻撃的な一曲です。

最近の歌い手楽曲は「cadode」のebaさんが数多く編曲を手掛けています。

I’m your Tamer

2020年9月13日公開 アルバム「Red Parade」収録

歌唱:となりの坂田。 作詞:大森祥子 作曲:堀江晶太 編曲:eba

[bfcc id=”tamer”]

この「I’m your Tamer」もebaさんによるアレンジです。

堀江晶太さんとは一味違う、攻撃的な中にメタル的なアプローチが仕組まれているサウンドは、メロディーを引き立たせる名バイプレイヤー的な立ち位置です。

F.M.F所属のebaさんをはじめ、栁舘周平さんなど、今後もF.M.F勢とのコラボレーションは期待されます。

レッドホットクレイジーナイト

2020年11月25日発売 「RAINBOW」収録

歌唱:浦島坂田船
作詞・作曲・編曲:堀江晶太

Vocal Director:堀江晶太
All Instruments:堀江晶太
Chorus:竹内浩明
Mix Engineer:藤浪潤一郎
Mastering Engineer:小島康太朗(FLAIR)

[bfcc id=”red”]

昨年リリース「Game Changer」が大好評だった浦島坂田船は、今年も大人な魅力を出した一曲をリリースされました。

Aメロのラップ的メロディーのアプローチは、最近あまり聴かなかったので新鮮でした。あとやっぱり、ガチャガチャしたアレンジは楽しいですね。久々にガッツリ聴きごたえある曲来たな~と思いながらリリース後聴きまくった覚えがあります。

そして、堀江晶太さんといえば「三月のパンタシア」ですが、今年も2曲提供されました。

逆さまのLady

2020年5月24日発売 遊星高校「オトメフラグ ~遊星高校 前夜祭~」テーマソング

歌唱:みあ(三月のパンタシア) 作詞:yuiko 作曲・編曲:堀江晶太
Guitar:yu-ya(vivid undress)
Piano:柴崎洋輔
Drums:ゆーまお(ヒトリエ)
Recording&Mixing Engineer:諏訪桂輔
Recording Studio:Studio MSR

[bfcc id=”sakasama”]

作詞は歌い手として活躍されている「ゆいこんぬ」さんの別名義yuikoさんが担当。こちらの楽曲はピアノの旋律が美しく、みあさんの伸びやかな歌声とマッチして人気の高い一曲です。

こちらの楽曲に関しては、レビューを書いていますので、こちらをどうぞ。

あわせて読みたい
【楽曲情報・レビュー】逆さまのLady/三月のパンタシア 【楽曲情報】 逆さまのLady 「オトメフラグ 〜遊星高校 前夜祭〜」テーマソング https://www.youtube.com/watch?v=j4H0qXU_F2w 歌唱:みあ(三月のパンタシア) 作詞:yuiko...

たべてあげる

2020年9月30日 発売 「ブルーポップは鳴りやまない」収録

歌唱:みあ(三月のパンタシア)
作詞:みあ
作曲:堀江晶太
編曲:江口亮

All other Instruments:江口亮

[bfcc id=”tabete”]

こちらは、三パシ楽曲では珍しく、江口亮さんがアレンジを手掛けています。

江口亮さんは、最近話題の「紅蓮華」だけでなく、J-POPからバンド音楽、アニソンに至るまで、様々な楽曲をアレンジ・プロデュースされています。

そんな岐阜県出身のお二人が作った楽曲は、珍しいスローバラード。優しい歌声と、リズミカルなメロディーがクセになる一曲です。

続いては、今年飛躍を果たしたReoNaさんへの提供曲を見ていきましょう。

BIRTHDAY

2020年10月7日 発売 「unknown」収録

歌唱:ReoNa
作詞・作曲・編曲:堀江晶太
Drums:比田井修
Guitar:yu-ya(vivid undress)
Programming & All other Instruments:堀江晶太
Recording & Mixing Engineer:渡辺敏広(Sony Music Artists)
Recording Assistant Engineer:内野太亮(ONKIO HOUSE)・八谷継人(ONKIO HOUSE)・鈴木健太(prime sound studio form)・斉藤将(binaural inc.)
Mixing Assistant Engineer:吉原壮真・(prime sound studio form)・斉藤将(binaural inc.)
Recording Studio:ONKIO HOUSE・prime sound studio form
Mixing Studio:prime sound studio form
Mastering Engineer:柴晃浩
Mastering Studio:TEMAS

[bfcc id=”birthday”]

この曲は凄いです。アルバム自体完成度が高く、たくさんの方に聴いて頂きたいんですが、いかんせんサブスクがないのであまり聴かれていないのではないでしょうか…?

1番でおとなしく、2番以降で爆発する堀江流アレンジだけでなく、ボーカルディレクションも担当されているため、ボーカルの表現力にも耳を傾けていただきたい一曲です。

Untitled world

2020年7月1日発売 『アークナイツ- 明日方舟 -』中国版1stアニバーサリー主題歌

歌唱:ReoNa 作詞:草野華余子 作曲:毛蟹(LIVE LAB.) 編曲:堀江晶太
Drums:比田井 修
Bass:二村 学
Guitar:堀崎 翔
Piano:荒幡亮平

[bfcc id=”untitled”]

こちらもReoNaさんの楽曲。退廃的なサウンドを手掛けるのは、昨年大ヒットした「Dancer in the Discord」のメンバー。人気ゲーム「アークナイツ」の世界観にマッチした退廃的なサウンドと、ノイジーな中にも味があるアレンジは何度も聴きたくなります。

最後は、まさに国民的歌姫となったLiSAさんの一曲のご紹介です。

1センチ

2020年10月3日 発売 「LEO-NiNE」収録

歌唱:LiSA
作詞:LiSA
作曲:LiSA・堀江晶太
編曲:堀江晶太

Drums:ゆーまお
Bass:イガラシ
Guitar:シノダ

[bfcc id=”1cm”]

1番のみ・演奏陣ヒトリエという攻めまくりの一曲。最初聴いたときは「フルでやってほしいなぁ」と思っていましたが、これはこれでフルではなく、敢えて余韻を残しているからいいのかな、と思えるようになってきました。

来年に期待

PENGUIN RESEARCHは2曲のアニメタイアップソングをリリースされました。

HATENA

2020年4月20日発売 アニメ「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」2ndシーズンOPテーマ

演奏:PENGUIN RESEARCH 作詞・作曲:堀江晶太 編曲:堀江晶太・PENGUIN RESEARCH

[bfcc id=”hatena”]

キリフダ

2020年4月27日発売 アニメ「シャドウバース」OPテーマ

演奏:PENGUIN RESEARCH 作詞・作曲:堀江晶太 編曲:堀江晶太・PENGUIN RESEARCH

[bfcc id=”kirihuda”]

どちらも説明する必要のないほどの名曲です。特に「HATENA」はいいですね。

今年はコロナ禍ということもあり、ライブ活動も積極的に展開できなかったので、来年生で聴けるのを楽しみにしています。

「Visual Vampire」が見せる未来

[bfcc id=”visual”]

筆者が選ぶ、今年最高の堀江晶太ソングは「Visual Vampire」です。

田所あずささんの11thシングル「ヤサシイセカイ」アーティスト盤に収録された楽曲です。

作詞は、田所あずささんと同じくホリプロ所属のシンガー 大木貢祐氏が担当されている。ちなみに、大木氏が田所あずささんに歌詞提供された「スペクトラムブルー(作編曲:神田ジョン)」は堀江晶太さんがベースを演奏されています。

「ハートビートスナップ」のようなスローペースのビート重視の楽曲だが、近年の「YOASOBI」「yama」といった「J-POP第七世代」の影響を強く受けた一曲であり、堀江晶太楽曲の新たな展開を感じさせる一曲です。

この手の楽曲は、一辺倒になりがちでクリエイターの個性が出にくい側面もあるが、上手く堀江節を組み合わせており、アレンジスキルの高さを存分に感じることができます。

総括

本来ならばPENGUIN RESEARCHのライブツアーなど「バンドの年」だったであろう2020年。恐らくですが、昨年秋辺りに過労で休まれたことと、バンドに集中するために提供曲が少なかったのではないか?と考えられます。

そんな「バンドの年」になるはずの2020年も急激な社会情勢の変化で一変してしまい、来年2月にPENGUIN RESEARCHの出演されるライブはありますが、引き続きどうなるのかは分かりません。

「Visual Vampire」という未来を感じる名曲はじめ、「Mics!!」などの新規コンテンツへの提供もあり、2021年にかけて期待の持てる展開になってきました。

当サイトでは、来年も、再来年も、その先も今まで通りの更新を続けていくとともに、より一層楽曲のすばらしさをお伝えできるように頑張ります。

ところで「いいね」ボタンって何?

各曲の紹介に設置させていただいた「いいね」ボタン。

なんと、こちらの「いいね」の数が、現在開催中「堀江晶太楽曲レコード大賞2020」の結果に反映されていきます!

https://vote.horienews.com/

いいねの数 1つにつき1ポイントが、各曲の結果に反映されます!

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ここだけの話、Web投票の数が昨年よりかなり少なく困っているため、ぜひ今まで記事を読んだ中で「いいね」と思った曲に投票をお願い致します!

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