響けプレリュードとは、2018年に発表、2019年にCD販売された、ベイビーレイズJAPANで活動していた、歌手・タレントの大矢梨華子による楽曲である。
概要
楽曲情報 | |
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曲名 | 響けプレリュード |
制作陣 | 歌唱:大矢梨華子 作詞・作曲・編曲:堀江晶太 |
備考 | ライブ等で販売中のDEMO CD「響けプレリュード」などに収録 |
堀江氏も数多くの楽曲を提供してきた「ベイビーレイズJAPAN」が解散した2018年、11月23日に行われた「B.B.B FES (Best Beautiful Booking Vol.2)(新宿ReNY)」というライブで初披露された。
また、このライブでは、ベイビーレイズJAPANのバックバンド(ベース:堀江晶太 ギター:神田ジョン・西川ノブユキ(アノアタリ) 菊池亮太(アノアタリ) ドラム:新保恵大)が集結してバックバンドを務めた。
その後、大矢氏のライブや、SHIBUYA TSUTAYAで販売されていた(現在品切れという情報もアリ)、「ZINE(冊子<1 st demo CD「響けプレリュード」付き>」といった媒体で販売されている。
また、MVが現在製作中である。
楽曲の特徴
ギター・ドラム・ベースのみで最初から最後まで駆け抜ける楽曲である。他の楽曲で例えるならば、ベイビーレイズJAPANでは「栄光サンライズ」の雰囲気があり(曲的には結構違うが…)、その他なら「Shout for life」を彷彿とさせると言ったら分かりやすいだろうか。
この楽曲は、当サイトが作家情報を解禁するまで、殆どといっていいほど堀江曲だという予想がなかった。堀江氏の編曲は、とにかく音数が多いと思われる方が多いので、仕方ないことではあるが、メロディーに数多く堀江晶太のクセが出ている。例えば、1番Aメロ「–眠れないや」のメロディーの動き「レラシラソソ」が特筆するところである。筆者も、このメロディーがどの堀江曲に採用しているか分からないが、親の声より堀江曲を聴いたであろう自分だから分かる、子守唄的なアレだと思われる。信じてほしい。
他にも、サビの「選んだストーリー 光れ!」の「レドシラソ ラドシ」などが分かりやすい。一度ピアノで弾いてもらえると、分かりやすい。
また、アウトロのベースの主張の強い動きは堀江氏のアレである。感情の高ぶりをべースで表現するのがよくあることだ。おそらく、演奏関係はすべて堀江氏が担っていると考える。
歌詞もとても素敵である。「プレリュード」は前奏曲という意味を抱いているが、全てを掛けて、まだ見ぬ世界へ駆け抜けようとする心境を描き切っている。まるで大矢氏が書いているかのような歌詞のフィット感は、ずっと間近で見続けてきた堀江氏でしか書けないものであることは言うまでもない。是非、CDを入手して読んでほしい。数多くある「作詞:堀江晶太」の中でも唯一無二の味わいを感じさせるものである。
ベイビーレイズJAPANのメンバーの歌声は、どなたも魅力的であるが、その中でも林愛夏さんの歌声を評価する声が多かったのが事実である。林さんは現在は舞台を中心に活躍されているが、ソロ歌唱はメインでは行っていない。当サイト閲覧者の中でも、大矢氏がソロで活躍されていたことを驚かれている方も多かった。歌うことが好きだった大矢氏が、ベイビーレイズJAPANの後にシンガーとして歩み、その第一歩を飾る楽曲を堀江氏が提供したという事実は、とても胸が熱くなる出来事であることは想像に難くない。
筆者が堀江曲以外で好きなベイビーレイズJAPANの楽曲で「Pretty Little Baby」という楽曲がある。この楽曲は、特に大矢氏の歌声が魅力的に感じる楽曲だと個人的に感じているが、2番のサビで、この曲にリファレンスを受けている感じがあるアレンジがある。この手のアレンジは今までの堀江曲では一切ないので、もしかしたら、大矢氏への新たな可能性を抱かせるために入れたのかもしれない。
余談ではあるが、当サイト担当者の一人が大矢氏のライブに参加し、お話をした際、当サイトが「響けプレリュード」の情報を発信していたことを認知していた。ということは、当サイトが採用したJASRACデータベースの情報は一応合っており(一度、JASRACデータベースが誤報を発信したことがある)、一安心である。今後も、どこよりも最速の情報をお届けできるように日々精進していくつもりである。
購入・配信情報
購入
DEMO CD(\500)
大矢梨華子氏のライブの物販で販売されていることがある。
ZINE(冊子<1 st demo CD「響けプレリュード」付き>
SHIBUYA TSUTAYA 6F(記事公開現在 在庫切れという情報があります)
配信
なし