生の”堀江晶太”がここで分かる! DTMセミナー(島村楽器 ミーナ町田店) 内容・感想まとめ

今回の記事製作に協力していただいた方(順不同・敬称略)
たかはしろたん @tansirotan (た)
なっしー @nacsy02 (な)
りーふ @leaf092 (り)
980円(ツンデレ) @zeikomi980yen (ツ)
ウミウシ @jihanki_jihanki (ウ)

・2部はDTM経験者向けなだけあってかなり踏み込んだ内容で楽しかったし収穫も多かった(な)
今回の講演は、1部は初心者向け(閲覧制限なし)、2部は中級者以上向け(20人規模)での開催でした。

・作曲の理論というよりは堀江流サウンドの作り方みたいな内容が多かった(な)

・耳コピ(カラオケのmidi制作とか)でかなりスキルをつけたらしいので自分も頑張ろうと思った(な)

・プロデューサーの長谷川さんの話がめちゃくちゃ分かりやすくて流石だなと思った(な)

PENGUIN RESEARCHのプロデューサー、長谷川洋輔さんは、LiSAさんや岸田教団&THE明星ロケッツさんなどの名アーティストのプロデュースをされてきた凄腕の方です。 ちなみに、Naked City.時代(「世界最後の日に」を作ったバンド)に、携帯
ゲームアプリ「Pinky☆Distortion」テーマ曲でコラボしたアンティック-珈琲店-というバンドのプロデューサーでもあります。

・やっぱりNEXUS2は最強(な)
・nexus2のDanceLeadSuperSawがオススメ(た)
Nexus2…DAW(曲を作るソフト)で使うVST(パソコン上での楽器)の一種。シンセサイザー(ピコピコやシャリシャリした音の楽器)の色々な種類の楽器がいっぱい入ってる。以前のDTMワークショップでは、「dance leads」というものを利用していたと話されていました。
NEXUS2 公式HP https://refx.com/nexus/

・間近で見る堀江先生まじイケメン(な)

・ベースのフレーズは単体でも口ずさめるような、歌ってるように意識してつくる(た)

・指ドラムは自分の使いやすいようにキーボードにそれぞれの音をアサインしている(た)

指ドラム…キーボードにドラムを当て込んで、あたかもドラムを弾いてるかのように演奏すること

アサイン…「当て込む」こと

・ドラムなんかはキックとスネア以外はあえてクオンタイズせずに音をずれたままにして打ち込み感をなくしている(た)
クオンタイズ…リアルタイムでキーボードで打ち込んだ楽譜を自動的にきれいにずれを無くす機能

・ギターはAmplitube4を使って音づくり(た)
Amplitube4…エレキギターは、音をもっとカッコよくするために、アンプというマシンに繋いで演奏する。そのマシンを、パソコンの中の世界で再現したものの一種。回セミナーでは、ヘッドアンプにPoulin Hybrit、キャビネットにAmplitube、その後RcompAxxというアンプをかけていた模様。

・ピアノはEQで4.7kHz付近を上げて木っぽい音、アタック感を強めている(た)

EQ…イコライザーのこと。音というのは、色々な周波数の集まりであり、EQというのを使うと、その一部分の周波数を大きくしたり小さくしたりできる。

・ストリングスはデモにはphilharmonicを使ってる、いい音がでるのはLASS(た)
philharmonic…オーケストラ楽器が盛りだくさんのVST。 公式HPはコチラ
LASS…VSTの一種。 公式HPはコチラ

・omnisphireもオススメ、これのコーラスがバラードでつかえる(個人的にドッペルの裏で鳴ってるボーカルコーラスの音源もこれでは?と) omnisphireはホントノココロでも使用(た)
omnisphere2…シンセサイザー音源。壮大な音が人気。 公式HPはコチラ

・「AMAZING
BREAKとか敗者復活戦自由形、kemuさんの曲だとカミサマネジマキとか六兆年、拝啓ドッペルゲンガーとかの刻みが細かいけどまとまってるメロディはどうしてるのか〜」みたいな質問に対して「あれは運だね、今だから言えるけどkemu曲は寝るまでひたすら音を積んでた。 減らしたことはない、音をたくさん積み上げても崩壊しないのが僕の武器だと思う。埋めるだけの無意味は音は入れないようにしている。ギターロックだからギター入れるとは考えていない。」と言っていた。(ウ)


・言ってることメモ書きしてたら堀江さんに「ちょっと何書いてるか見せて〜」って言われてめっちゃ緊張した(ウ)


・PGR曲のデモをガッチガチに作っていくからプロデューサーから「ピアノと歌だけで送ってこい」って言われてるらしい(ウ)


・「ギター弾けなくてもギターの音源も結構いいのがあって。実名出していいですか、ラブライブのノーブランドガールズ。あれどう聴いてもギター打ち込みなんすよ」(ウ)

No brand girls…ギターがかっこいい一曲。

・ギターの試奏(?)のときにインビジブルらしきものを弾いてた(ウ)

・「拝啓ドッペルゲンガー」は自身でMIXしたみたい(ウ)

 

何よりもまず堀江晶太さんが近かったです…!

目の前でピアノ、指ドラム、ギター、ベースを入れるのをガン見できました。ガン見です。

堀江さんは「DTMは楽器がそんなにうまくなくてもできるのが良いところだし、僕自身そこが好きです
と仰ってたんですが、堀江さんはとにかく上手すぎて参考にできなかったです。

スタッフさんにも堀江さんが指ドラムを入れた後に「これはおかしいので真似しちゃ駄目ですよ」と言われてましたね。

そして堀江さんの特に凄いところはあのスピードです。

とにかく早い。今何やったの!?と思ってる間に堀江さんは次の音に向き合ってる。
そこが何をしているのかわからない要因な気がします。

ご本人は「今はこうやってどんどん進めてるんですけど、こんな場所じゃなかったらもっとちゃんと考えるし音もちゃんと作り込んでやりますよ」と仰ってましたが、
そのちゃんと作り込んでないはずのアレンジが最高でした。

と言っても講座の時は、今はここをこうしてこうやってるよ。このソフトがいいよ。などなど丁寧にわかりやすく解説してくださり、
私のような初心者でもすごく楽しめました

アレンジを進めて行く内に「あっ、ここのこれこうすれば良かったな」「これいいな」
などの堀江さんのお茶目な呟きも見られて面白かったです。

私は1部だけの参加でしたが、無料とは思えない満足感でした。最高です。

堀江晶太さんの天才さを目の当たりにできるのでとてもおすすめですよ!! (り)

 

 

まず、DTMワークションセミナーと題されたセミナーだが、堀江さんは音楽理論を実際に弾き倒すことで体で体得してしまっているので、基本的に音楽理論で扱われる名称を用いて質問をされると一時的に会話が止まる場面が多々あった。

具体的な例を挙げると

・「3rd、5th」,「3度、5度」がわからない

・スケールも知らない

・普段バンド用のコード譜を作る際は、Logicの機能で表示されるコード名を訳も分からずメモしている

・今回もその機能でコード名を読もうとした際に「Amaj7」を「エー…マジョ…なんとか…」と読み、総ツッコミを受ける

等々、堀江さんの横に座っていた長谷川さんのサポートがないと説明がままならない場面もかなりあった。

しかしながらセミナーを進めていく過程で、名称こそ知らなくとも堀江さんの作・編曲のロジックはベーシックな音楽理論に沿っていることが感じ取れた。

今鳴っているコードにどんな音が重ねられるか、このコード・単音にはどんな役割があるのかということを、実際に鳴らして覚え、楽曲製作の際にそれらの役割を意図的持たせ、
それらを記憶しながら作業していく、というようなプロセスとしてはあくまで基本に忠実な過程で楽曲製作をされていた。

詰まる所、堀江さんは自分で実際に楽器を鳴らしながら、気持ち良い音のルールを覚えていった結果、それが現在のベーシックな音楽理論と一致したということの様である。

その他堀江先生オススメ音作りレシピやら名言やらまとめ

・ピアノを前に出したいけどローの処理が気になるなら逆にハイを上げる。オススメのEQポイントは4700Hzのハンマー音の帯域をしっかり、オマケで10000Hzをちょっぴり上げる。歪みはボーカル用プラグインのButch
Vig Vocalsのピアノ2のプリセットで右下の歪みを上げるとメチャクチャ良い。

・残響系の馴染みが悪い、伸びが足りない時はディレイ(基本8分付点)で伸ばした部分をリバーブで潰すと良い

・堀江晶太でもやっぱりシンセの音作りしてる時が一番楽しい

・(PENGUIN RESEARCHの楽曲のデモの音が完成されすぎている件に関して長谷川さんに指摘され)「メンバーやスタッフにも初めて聴いた時の感動をお届けしたい」

・ゲームをやりすぎてゲームBGMからストリングスのカルテット編成の理論を覚えた

・マスタリングでシンバルの音割れが気になるのは評論家、それが良い音なら音割れは気にしない
(kemu曲の様に)音数を増やしても楽曲として崩れないのが自分のウリ。というかむしろ音を減らしたことはない。無意味な音を入れずに持たせた役割を覚えておくのが大事。

・(楽曲製作が詰まった際の)現実逃避はネトゲ。
ネトゲは優しい世界。
むしろ寝るかネトゲ。 (ツ)

次回以降の開催も行いたいと考えているそうです。 DTMをされている方、されていない方、すべての方が楽しめるイベントです。 ここでお伝えできるのは楽しさのごく一部です。 次回以降ありましたら、ぜひ参加しましょう!